これから秋も本番!
ミニ盆栽でより身近に秋を楽しみましょう。
紅葉(こうよう)といえば・・・
すぐに思い浮かぶのは『モミジ』ではないでしょうか。
モミジの苗木を使ってミニ盆栽を作りました。
こんなに小さくても、昼夜の寒暖差(温度差)があると紅葉(こうよう)するんです。
秋の紅葉が魅力的なモミジですが、春先に扇子を広げていくような葉の芽吹きも魅力的です。
夏には涼し気な風情を。
四季を楽しめる樹木として人気です。
今回は、穴の開いていない器を加工して盆栽鉢に使用しました。
コンクリート用の釘とハンマーを使って、器の裏底の中心を
”コツコツ”と叩き、穴をあけていきます。
一度穴が貫通したら、穴の周りを削るように釘をハンマーで叩き、
水が抜けやすいように穴を広げていきます。
土が穴からこぼれないように。
穴から虫が入らないように。
鉢底ネットをセットします。
植え込みしている間にネットがずれてしまわないよう、盆栽ワイヤーを使ってネットを器に固定します。
Uの字にした盆栽ワイヤーを内側から差し、ネットの上で2~3回クリクリっとねじります。
器の底には、2㎝程度出していたワイヤーを、器の底にペタッと広げて止めます。
モミジをビニールポットから取り出し、根についている土を優しく振るい落とします。
盆栽用土を鉢底ネットが隠れるように入れます。
モミジを器の中央に来るよう、幹を真っすぐにして器に入れ、
器の8分目まで盆栽用土を入れていきます。
根と根の間にしっかり土が入るように、割りばしで土を突きます。
モミジの根元を指でしっかり押さえます。
『根づけ。根づけ~。』
苔が定着しやすいように、ケト土を盆栽用土の上にのせます。
※ケト土:アシ、マコモ、水性の苔などの水辺の植物が水底に長期にわたって堆積(たいせき)した粘土状(ねんどじょう)の土
ケト土の上に苔を植え付けるように貼っていきます。
使った苔は、『ギンゴケ』
※ギンゴケ:街中でも一番よく見られる苔の一種。都会でも生育できるくらい丈夫な苔です。
ピンセットを使っての細かい作業。
皆さん、『これが一番難しい!』
すごく、集中して作業されてました。
苔の周りにサンゴ砂利を飾って完成です!
かわいい雑貨屋さんに置いてありそうな、ミニ盆栽に仕上がりました!
もみじの名札を添えたら、凛々しい感じ
手のひらサイズの秋を、お楽しみください!
和田佳子
サンゴ砂利を敷いたところなんて、いいですね
GS Planner
ありがとうございます。
器の雰囲気に合わせて、サンゴ砂利にしました!