第28回ワークショップ

9月28日(土)は、2019年 初秋のワークショップ開催日でした。

「紅葉(こうよう)を楽しむミニ盆栽」のワークショップ。

 

秋風に乗って、どこからともなくキンモクセイの香が漂ってくるようになりました。

これから秋も本番!

ミニ盆栽でより身近に秋を楽しみましょう。

 

紅葉(こうよう)といえば・・・

すぐに思い浮かぶのは『モミジ』ではないでしょうか。

モミジの苗木を使ってミニ盆栽を作りました。

 

こんなに小さくても、昼夜の寒暖差(温度差)があると紅葉(こうよう)するんです。

秋の紅葉が魅力的なモミジですが、春先に扇子を広げていくような葉の芽吹きも魅力的です。

夏には涼し気な風情を。

四季を楽しめる樹木として人気です。

 

今回は、穴の開いていない器を加工して盆栽鉢に使用しました。

コンクリート用の釘とハンマーを使って、器の裏底の中心を

”コツコツ”と叩き、穴をあけていきます。

 

一度穴が貫通したら、穴の周りを削るように釘をハンマーで叩き、

水が抜けやすいように穴を広げていきます。

 

土が穴からこぼれないように。

穴から虫が入らないように。

 

鉢底ネットをセットします。

植え込みしている間にネットがずれてしまわないよう、盆栽ワイヤーを使ってネットを器に固定します。

 

Uの字にした盆栽ワイヤーを内側から差し、ネットの上で2~3回クリクリっとねじります。

 

器の底には、2㎝程度出していたワイヤーを、器の底にペタッと広げて止めます。

 

モミジをビニールポットから取り出し、根についている土を優しく振るい落とします。

 

盆栽用土を鉢底ネットが隠れるように入れます。

 

モミジを器の中央に来るよう、幹を真っすぐにして器に入れ、

器の8分目まで盆栽用土を入れていきます。

 

根と根の間にしっかり土が入るように、割りばしで土を突きます。

 

モミジの根元を指でしっかり押さえます。

『根づけ。根づけ~。』

 

苔が定着しやすいように、ケト土を盆栽用土の上にのせます。

※ケト土:アシ、マコモ、水性の苔などの水辺の植物が水底に長期にわたって堆積(たいせき)した粘土状(ねんどじょう)の土

 

ケト土の上に苔を植え付けるように貼っていきます。

使った苔は、『ギンゴケ』

※ギンゴケ:街中でも一番よく見られる苔の一種。都会でも生育できるくらい丈夫な苔です。

 

ピンセットを使っての細かい作業。

皆さん、『これが一番難しい!』

すごく、集中して作業されてました。

苔の周りにサンゴ砂利を飾って完成です!

 

かわいい雑貨屋さんに置いてありそうな、ミニ盆栽に仕上がりました!

もみじの名札を添えたら、凛々しい感じ

手のひらサイズの秋を、お楽しみください!

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~ 11月のワークショップ【クリスマススワッグ づくり】~

初めての方も、安心してご参加いただけます。

お子様とご一緒に。ベビーカーもOK。

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2件のコメント

  1. 和田佳子

    サンゴ砂利を敷いたところなんて、いいですね

    • ありがとうございます。
      器の雰囲気に合わせて、サンゴ砂利にしました!