暑すぎた夏のあとにやってきた、
連続台風の猛攻。
庭の木々も、残念ながら、倒されてしまったものが。
「まさか!今さら?そこの木が?」という大きさの木や、
風が抜けないところに立つものなど、予想外の倒れ方をした木がちらほら。
根の浅い針葉樹(コニファー)や、オリーブが主に被害を被りました。
オリーブは、枝葉も多くて、風に煽られやすいのです。
怖いのは、
木が倒れた結果、車や家などの資産や、人に被害が及んでしまうこと。
この現場は、たまたま手前に植わっていたゲッケイジュにかぶさって、
車への被害を免れたのが、不幸中の幸いでした。
(他の現場も、幸い巻き込まれたものは無く。)
支柱を立て直します。
剪定して、頭も軽くします。
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植え付け直後は、まだ細くて小さめの苗木なので、
竹の支柱を組むこと多いです。
支柱の大きさや形は、それぞれ
木のかたちや、植えつけた場所にも合わせて、立てます。
ただし、支柱の寿命はだいたい原則一年ほど。
一年たってしっかり根付けば、外します。
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イギリスでは、
街路樹が、あまり切り詰められず、超巨大。
もちろん、場所によります。しっかり伐って高さを抑えている庭も、普通に。
しかし、普段から目にする身近な木が、こんなに大きかったら!
素敵ではないでしょうか。
弊社で8年前に施工した イギリス風アパート(@都内)の庭では、
なんといってもイギリス風の庭ですから、それにならって、
極力、木の高さを切り詰めずに管理して参りました。
最初は人の背丈も無かったひょろひょろの苗オリーブも、
とんがり屋根を超える高さになっていました。
数度倒れる被害を受けつつも、なんとか維持していたのですが、、、
これが今年、
やはり煽られて、傾いてしまいました。
風の抜け道になっている場所で。
とうとう重すぎてどうやっても立ち上がらないので、だいぶ透かしました。
トップの高さはキープしつつ。
とりあえず仮支柱をしてから、
人海戦術で、なんとか立ち上げ、
本支柱(つっかえ棒タイプ)
日本は台風やら春の嵐が来る土地柄、イギリスと全く同じには出来ない部分もあります。
育った環境が違うから、致し方ありませんね。
しかし、
毎年無残にぶつ切りにされ、ただの「でくの棒」にされてしまう街路樹の姿には、いつも胸を痛めざるを得ません。
命あるもの、
出来るだけ自然なかたちで、本来の大きさに育ってほしいものです。
支柱や、透かし剪定でこまめに世話を焼きながら、
元気に育ちますようにと、願いつつ。
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