弊社が直輸入している 英国コッツウォルズ産の石、【コッツウォルズ・ストーン】。

前回は「ドライウォール」という、板状のタイプを積んで造った花壇をご紹介しましたが、

今回は、「セミドレス」を用いたタイプをご紹介します。

 

セミドレスとは、

簡単に言うと、ブロック状のタイプです。

 

かたちは 直方体に近く、

大きさは レンガよりもひとまわり大きいくらい。(大きさは、多少ムラがあります。)

幅が狭いので、一列だと、そんなに高くは積めません。

この庭では、ほとんど1段、積んでても2段です。

高さに変化を出したくて、ところどころ、もっと大きめサイズの「ロッカリー」も織り交ぜました。

 

4月初め。ちょうど真っ白いハナニラが満開です。

(ハナニラは、葉っぱがニラの香りがするのですが、毒なので、食べてはいけません!)

 

 

こちらのお庭のリクエストは、

『村人が、自分の家の庭で、DIY(自力)で、素人なりに置き並べた感じにしたい』

というものでした。

ご要望にお応えして、”わざと”素人っぽく、ラフに作りました。

 

モルタルで固めたりせず、

土にどさっと置いただけ(に見える感じ)で、

高さもまちまち。石同士の間には、ときどきスキマもあったりする感じです。

 

適当なラインのようですが、

実は、しっかり、ぴっちり、図面通りの造作です。

施工前

施工直後

広めにつくった砂利道は、

コッツウォルズ砂利です。これも弊社直輸入の本物。

 

そして、

施工から1年後の春。

丸一年を経て、植え付けた宿根草がほとんど無事、定着したようです。

ゆっくり、少しずつですが、庭は、順調に生長して来ました。

 

石の色も、

こうしてみると、だいぶ落ち着くもんですね。

時間が経つほどに、石も植物も、しっとり庭に馴染んでいきます。