外は曇り空で暖房を効かせているのに事務所の中はしんしんと寒く、お尻の下の電気座布団を付けたり消したりしています。

来週20日が大寒、一年で一番寒い季節に向かいます。寒さよ、どんと来い!と気合を入れて体を鍛える日々です。

外構の乾式工法レンガ工事

建物の乾式工法は外構工事にも応用できます。今日は外構工事においての乾式工法のシステムをご紹介させていただきます。

外構での乾式工法の最大のメリットはコテを使う必要がないことです。

湿式工法では通常タイルを貼る前に壁にモルタルを薄く均一に塗りつける左官工事が必須となりますが、この工法ではその作業が省けるため、大工職人やサッシ職人、ブロック職人でも施工が可能です。

外構の乾式工法用の専用レールをブロック塀に直接取り付けていきます。

まず縦胴縁に代わるガイドレールを縦に取付け、そこに溝をつけたレンガや石をはめ込んでいくための横レールを引っ掛けていく、といった工法です。

建物の乾式工法同様、このレールにレンガや石をはめ込んでいきます。

汚れてしまった既存のブロック塀のリフォーム工事などにもとても有効的です。

目地を入れて、

乾式工法でのレンガの壁、完成です。取り付けたレールにより強度も増しました。

レールの幅を変えればコッツウォルズストーンでの乾式工法も可能です。

こちらは以前、北海道で開催された大規模エクステリア展示会でこの外構工事の乾式システムを展示したものです。

施工をする職人を選ばないことが最大のメリットと前述いたしましたが、乾式工法は天候や季節により大きく工程が変わってしまう湿式工法に対して、乾燥待ちの必要がなく工期の短縮も可能です。

また地震や台風などの際にも落下の危険の少ない施工技術です。

建物だけでなく外構にもスピーディで安心安全な乾式工法を是非、取り入れてみてください。

編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥

野菜の高騰が続いています。スーパーではキャベツが500円!!こんな時は本当に畑をやっていてよかったと思います。

が、やはりウチの畑のキャベツも収穫期になっても小さく葉が少ないのです。昨年の猛暑に続き、秋に雨が降らなかったことが影響しているようです。昨年だったらとっくに収穫しているはずのブロッコリーやカリフラワーもなかなか大きくなりません。

我が家の畑にも世の中の野菜事情と同じことが起こっているということに妙な連帯感を覚えるのでした。

ヨーロッパレンガの豊な表情を乾式レンガで・・・

ガーデン専用HP GARDENSHOP YOU

八王子ストックヤード

コッツウォルズの家

松原工業 Facebook

◇ご意見・お問い合わせ:antique@gs-you.com

◇発行/制作:有限会社松原工業