宮古島産のシーサーが見守る中

一日花のハイビスカス

(現地では「アカバナ(赤花)」と呼ばれてます)が、

咲いては落ちて、

を、

繰り返しています。

ハイビスカスの別名は、

「仏桑花(ぶっそうげ)」。

沖縄南部では「後生花(グソーバナ)」とも呼ばれ、

亡くなった方の後生(あの世)での幸せを願って、墓地に植えるという習慣があるそうな。

もちろん、墓地に植えるだけの花ではありませんが。

すぐ隣では、

同じ仲間(アオイ科フヨウ属)の

ムクゲも

そっくりな花を次から次に、日々、

咲いては落ちて、

を、

繰り返しています。

一日で落ちる花の儚(はかな)さが、「一期一会(いちごいちえ)」の精神に通ずるということで、

茶道に於いて茶人の宗旦(そうたん)に好まれ、

夏の茶花(ちゃばな)としても代表的なものとなっております。

いつもとは違うお盆、

いつものようにひたすらひたすら暑い盛夏、

くれぐれもご自愛くださいませ。