プランナーのノグチです。

梅雨が明けた&指の怪我がほぼ治ったので、

お待たせしっぱなしだった、庭木の剪定依頼、

順に廻って手入れしている真っ最中です。ちょっとずつ・こつこつではありますが。。。

自分が選んで植えた木々などが、

何年も経って、ずいぶん大きく育っている様は、感慨深いものです。

ちょっと珍しい色のサルスベリ。

今や満開絶頂期。もったいないので、建物に干渉しているものだけ伐るにとどめさせて頂いた次第。

花が終わったらまた参りますので。

5年目くらいの常緑ヤマボウシ。

「二階の窓から緑が見えるのが嬉しい」

とのお声を頂いたので、大きさはそのまま、スマートにして、透かして、軽くして、風通しを良くしました。

このお家のちびっこさんが、切っているのを見ながら、

「髪切ってるみたい」と、

言い得て妙なことをおっしゃいました。まさしく!庭木の剪定は、美容師さんの仕事に近いところがあります。

子供の視座は、やはり、天才的です。

道路境界などとの兼ね合いで、やはりどうしても切らねばならないのが、ここ日本の庭木の宿命。

でも、

バッツンバッツン、丸裸になるまで一辺倒に切り詰められた無残な街路樹のひどいこと。あれと同じにはしたくない。(あれは本当に胸が痛くなります。)

どれだけ自然の雰囲気を残せるかが、腕の見せどころ・プロ(のはしくれ)としての勝負どころだと思って、気をつけています。

ブッドレア(フジフサウツギ)。イギリスの庭先でよく見かけます。

時季にもよりますが、

無残にガッツリ切り詰めるほど、木々は慌てて「よみがえらなきゃ!」と、枝を必死で再生しようとするので、その後の枝の伸び方もむやみやたらな、乱雑なかたちになるのです。

なるべく自然のかたちのまま、大きいものは大きいままでいけたら、一番ですが、、、そうもいかないので!

意識を高く持ちつつ、頑張っております。

そうそう、

昨日手入れに行ったお庭には、タイサンボクが咲いていました。

大きく真っ白な花は、見事に気高く、気品があり、上品な香りです。

気高く、上品。

かくあれかし。