花苗を仕入れました。
まだ肌寒く、品数もまだ若干少ないけれど、
春物が出て来ている頃合いです。
これらが植わるのは、、、
下草が消え、ぽか~んと、さみしくなってしまった花壇。
強情なササばかりが繁茂してしまいます。
そして、
こちらの石積み花壇の、右半分。
急な冷えに当たって、もさもさしていたランタナが一気に枯れ込んでしまいました。
これらの花壇を、春らしく整えることに。
*
まずは掘り起こして、ササの根っこなどを出来るだけ除去し、
堆肥や培養土、赤玉土などを混ぜ込みまして(「客土(きゃくど)」と言います)、
植え付けます。
できました。
内側は、やがて上の木(ヤマボウシ)が茂ると日陰になるので、
日陰に強いものたち。
両脇の紅いジンチョウゲ(良い香り!)に挟まれて、
色は赤系+添え色の白で、シンプルに揃えました。紅+白で、おめでたい感じに。
おめでたいけど、しっとり大人なテイストで。
(左から>紫系褐色のクリスマスローズ、紅白の粒々がまざるスキミア、手前がムスカリの白)
ほぼ常緑性で、放っておけるものたちです。
(ムスカリは球根で、葉っぱは消えちゃいます。この花も良い匂い!)
*
外側は、年中光を浴びられる場所なので、
日当たり好きな、白と黄色。
晴れやかで、にぎやかな花たち。
(ユキヤナギの白、ミニスイセン「テータテート(またはティタティタ)」と、エニシダの黄色。左右対称に。)
*
「森の中の隠れ小庭」の様相を呈したお庭。
木々の合間をぬける細い道を縫っていくと、、、花壇が見えてきます。
一番に飛び込んで来る「アイキャッチ」として、
「ぼんぼり」という名の、シャクナゲを。
小苗ながら、花が大きくて、目が覚めるような華やかさ。
早春にふさわしい、美しい色です。
*
一方の、コッツウォルズ・ストーンの石積み花壇は、
これが、
こうなりました。
(ちなみに、背後のネットには、トケイソウとクレマチスが絡まってます。)
ランタナが居た端っこは、
小さめタイプのミモザ:「テレサ」を入れました。薄い黄色の、ふわふわの花が咲きます。
その隣は、白い花のマーガレット。
黄色と白のセットは、春の陽気な雰囲気が高まります!
*
センターは、
季節ごとに植え替える前提のゾーン。ここはあえて、もりもりぎゅうぎゅう気味に。
ロマンティックな、ピンクとブルーで。
ボロニア(ピンク)、サクラソウ(ピンク)、ルピナス(青紫)。
花びらがワックスがかったようにつやつやしている、ラナンキュラス。
花の形が大げさすぎない、清楚なタイプのラナンキュラスです(普通のは花びらがもっと多重でごちゃごちゃしてます)。
芯の濃いピンクから 花びらの淡い白への、やわらか~なグラデーションが、絶妙です。
ピンクも、春っぽさ全開の色ですね。
*
こうして花を植えていると、おかげさまで、
気持ちもすっかり、春色に染まりました。。。
心にも、春色を。
良い季節が、やって来ました!
*