最近、ふと甘い香りが漂っていることがあります。

香りの元を突き止めました。

くずの花です。結構大きくて、20~25cmくらいはありそうです。

くず(葛)。

その根っこは、くず餅や、漢方の「葛根湯(かっこんとう)」の原料となるものです。

花はフジにそっくりですが、もっとカラフルです。夏の間にツルを伸ばしてものすごい繁茂し、空き地や庭や、野山を覆いつくしていたりします。

雑草として見ると、繁殖力が圧倒的すぎてほんとに厄介なのですが、

花はカラフルで美しく、

香りは芳醇で甘く、うっとりさせられます。

くずもちになれば とろとろで美味しいし。漢方としても有効だし。

うまいこと共存できたら、ベストですね。

今度、大きな葉っぱがもさもさと覆いつくし、ぼーぼーで荒れてるなあ、、、という場所があったら、ちょっと近寄ってみて、香ってみて下さい。

甘い香りがしたら、そこにはこの花がいるかもしれません。

以上、

プランナー兼庭師のノグチでした。

ようやく暑さが和らぎ、

庭の手入れで、まだまだ大忙しです。